◆第18号 神様のこと
【 不惑直前! 人生の折り返し地点にて、しばし振り返りを】
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◆ 今日のコラム ~ 神様のこと ~
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◇ 「僕には神様はいない」
ちょっと記憶があいまいですが、
2002年の、月9ドラマ(フジ系月曜9時始まり)
『空から降る一億の星』で主人公のキムタクが言ったセリフ。
「僕には神様はいない」
幼少期より独りぼっちの人生を送り、
宗教系の施設で育った彼が言ったこの一言は、私をゆさぶりました。
その当時はもう結婚して落ち着いていたのですが、昔の思いが甦ります。
もの心ついた時からの、私の宗教への「思い」。
『神様なんていない。
1つも、幸せを与えてくれない。
神様は、母を連れて行く。
神様は、なぜ人間を創ったの?
なぜ、こんなにも苦しい??
私が何かした?
前世? そんなところまで責任取れないよ!
神様がいるなら、この世に不幸なんてないはずだ。
方便だ!
昔の権力者が、人を制圧したり利用したりするために作った、縛りだ。
でないと、貧富の差で暴動が起きる。
「地獄へ落ちる」なんて脅しだ。
「来世幸せになるために」・「彼岸で幸せになるために」なんてまやかしだ。
神様がいるなら、私のこの不幸を今すぐ消し去ってよ!!!
運命だとか、いんねんだとか、理由のないことで納得できない。
現世で勝負させてくれ!
いい子になるから!
いい子でいるから!
だから、神様!
私に今、幸せと感じられるものを1個でいいからください。』
宗教のお話をするつもりはないんです。
宗教は、力を持っています、戦争を起こせるくらいの。
誰かの信仰を、肯定も否定もすることは他人にはできないと思っています。
ただ、長い間、私の感じていたことを書いてみました。
今は、(天につば吐いたな~)と思いつつ、穏やかに信仰しています。
◇◇ 「おじいさん!」 「あなた!」
ちょっと、想像してみてください。
あなたは今、映画さながら、
まもなく沈没か、爆破か、追突か、何かの危機にさらされているとします。
あと、何十秒しか残された時間はありません。
その時、どうしますか?
これはあくまでも想像で、実際には取り乱すかもしれませんが、
私は、この 『今わのきわ』 に、
きっと、自分の信仰する神名を唱えるでしょう。
そして、心を安らかに、取り乱すことなく、終焉を迎えたい。
その名前が、祖先を敬う方なら「おじいさん」「おばあさん」でも、
パートナーや恋人、家族、「あなた」「太郎」「花子」でいいと思うのです。
今の私にとっての宗教は、自分の「底」と「感謝の対象」。
ただ、シンプルにそれだけです。
◇◇◇ 生かされている ということ
日本で、宗教を語るのは難しい。
12月25日にクリスマスを祝い、
12月31日にお寺で煩悩を払い、
1月1日に神社で新年を寿ぐ。
それもまた良し。 多神教の文化だと思っている。
ただ、病気になると気付く、自らの力ではどうにもならないという事実。
だから、おごることの無いよう、
『 眠る間も心臓が動き、呼吸は続いている。
生まれ出ずる事も、死ぬ事も、知恵尽きた後はやはり人智の及ばぬところ。
太陽の光、土壌の養分、水の恵みに、空気と風のそよぎを受け、
種は芽吹く。
そして、命の連鎖が始まる。』
このことをわきまえ、○○神、○○教と、名づけるまでもなく、
その偉大な力に、畏敬の念を持っていれば良いのではないか?
昨今の宗教アレルギーを見て、思うのです。
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前クールで放送されたドラマ『白夜行』をご覧になった方も多いと思う。
主人公の1人である少女も、運命に翻弄される中、
やはり、祭壇にある神具をぶちまけて神様を呪う。
このドラマも忘れられなくなりそう。
人間技でどうにもならない運命を見るとき、
心がかき乱され、神経がささくれ立つのです。
でも今は、「現世で私が死ぬ間際が勝負!」って思ってるんです(笑)
どこで、誰と、どんな、臨終を迎えるか。
それまで、精一杯出来ることをやるだけだ、と思っています。
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◆ つぶやき
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◇ 判断力
確かに、宗教に危険な匂いはつきまとう。
でも、それを判断する知恵を自らが養い、
おのれの責任ぐらいは自分で取れるようになってないとね。
これは、宗教に限らず、かもしれません。
もう1つ。
生きることを放棄して、自ら命を絶つのは人間だけの行動です。
話し相手はいませんか?
私も、ここにいます。
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